アクティバンのスペックや中古車相場について

アクティバンの主要スペック

ホンダの商用軽ワンボックスであるアクティバン。現行モデルの3代目は1999年から販売されています。

正面衝突時に乗車員の安全を確保する目的、ボンネットが少し前に出ているセミキャブオーバー型のデザインを採用しました。

アクティバンの最大の特徴は2,420mmという長いホイールベースです。直進安定性が向上するメリットがありますが、小回りを犠牲にしています。
最小回転半径はエブリィやハイゼットカーゴが4.2mなのに対してアクティは4.5mとなっています。

アクティトラックと同様にエンジンを前後の車軸の間に配置するミッドシップ方式を採用しているのも特徴の一つです。荷物の量にかかわらず駆動輪である後輪にしっかりと荷重がかかるので、空荷時でも安定した走りが得られます。

軽の商用バンはスズキ・エブリイとダイハツ・ハイゼットカーゴが圧倒的な勢力を見せていますが、アクティバンはその独特な仕様で一定のシェアを獲得しています。

荷室寸法は、4名乗車時の荷室長は920mm、2名乗車時の荷室長が1725mm（最大1940mm）、荷室幅は1335mm、荷室高は1200mmです。
荷室床面地上高は665mmとなっており、腰への負担が少なく荷物の積み下ろしを効率的に行えます。

トラックやバンなどの商用車はエンジンやボディが丈夫なために故障リスクが低く、中古車でも長く乗ることができます。

普通車と比べると多くの部品が共通化されているために整備費用が安く済みますし、税金面でも優遇されるのでとても経済的です。

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